JICAの新人3名がBBECでOJT研修中
佐藤恭之、下谷卓也、松井一訓
昨年に引き続きJICAの新人OJT(On the Job Training)でサバにやってきました佐藤、下谷、松井です。

我々3人は学校を卒業後、昨年4月にJICAに入りました。その後、東京のJICA本部や日本各地の国内機関で研修を行い、昨年9月からクアラルンプールにあるJICAマレーシア事務所での海外OJT研修を行ってきました。

そして今回、マレーシアのプロジェクトの目玉でもあるBBECで研修を行うことになり、1月16日から3月12日までの約2ヶ月間サバに滞在することになりました。

クロッカーレンジ山脈公園周辺の郡(テノム、パパール、ボーフォート)での業務体験、国際会議への参加、各コンポーネントでのブリーフィング等を通じて、現場での感覚を身につけたいと考えています。
 
それでは、我々3名から簡単に自己紹介ならびに意気込みを述べたいと思います。

 

(佐藤恭之)


今回の研修の一番の目的は、現場を肌で感じることです。

「プロジェクトは会議室で起こってるんじゃない!現場で起こってるんだ!」

JICA職員にとって、プロジェクトの現場、専門家や協力隊員の活動現場を知ることは非常に大事なことだと思います。しかし、現状は事務所にいるとなかなか現場を見る機会がなく、近くて遠い存在です。そういった意味で、短期間ではありますが、今回の研修はこれから始まるJICA人生の中でも非常に貴重な時間になると思っています。

私は大学院で農業経営学を専攻していたのですが、この分野で近年グリーン ツーリズムというものが流行っています。農山漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動のことです。今回のOJTは私にとってグリーン ツーリズムへの参加だと思っています。もちろん余暇ではありませんが、ボルネオの大自然、クアラルンプールとは全く異なる特有の文化、専門家や協力隊員、C/Pや役場の方々との交流を楽しみながら、少しでも多くのことを学んで帰ろうと思っています。

 

(下谷卓也)

大学では森林科学を専攻していました。そこでは主に日本の冷温帯や亜高山帯の植物(ブナ林やアオモリトドマツ林、スギ林など)の調査・研究をしていました。そのため、以前から熱帯雨林の植物には興味があり、今回ボルネオ島で熱帯雨林の植物に直接触れることができるというこの機会を、非常に楽しみしていました。

BBECの研修では、地域住民の方々との交流の機会を持ち、一緒に持続可能な森林保全・生態系保全等について考え、取り組んでいきたいと思っています。特に郡役場の研修では、現場の最前線として、協力隊員やシニアボランティア、専門家の方々が活動している現場の視察や案件発掘など様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。

また同様に、野外調査や環境教育等の専門家の方々の活動にも積極的に参加し、現場ならではの醍醐味も感じたいと考えています。
 


(松井一訓)


本を読む限りではボルネオは「世界最古の森」と書いてあり、オラウータンやラフレシア、ジュゴンやジンベイザメといった不思議な生き物の写真がたくさん載っています。大きな洞窟があり、富士山より高い山があり、自然の中で上手にくらす人々がいます。

もし、生き物や自然が好きな人ならこんな話を聞いて落ち着いてはいられません。

しかしもう一つ重要なのは、この森が過去に危機に瀕したことです。

今マレーシアの人々は自然を守ることにとても熱心です。

そして日本人も自然を守ることの大切さを知っていて、そして技術をもっています。

私はこれから、いままでBBECと関わりの少なかった郡役場に入って調査をします。そしてJICAにできることを彼らに伝えます。これが研修として私達に与えられる課題です。そのほかに手続き等事務面や国際会議の運営なども学びます。

またJICAは国民の税金を預かって仕事をしていますから大切なお金を無駄遣いするわけにはいきません。そこもしっかり勉強してくることを約束します。

このBBEC、ひいてはJICAの活動に一層の期待をもっていただけたら幸せです。

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