初代環境教育専門家:井口次郎 (いぐち じろう)
任期:2002.3.22〜2004.3.21

井口次郎

1965年11月5日生まれ、横浜出身、株式会社パデコというコンサルタント会社 (http://www.padeco.co.jp/)の社員です。昨年春、環境教育の専門家として本プログラムに派遣され、当地に赴任してほぼ1年が経過しました。普段はコタキナバル市内のサバ州科学技術局内の事務室にて、マレーシア人4名の同僚とともに、自然を守ることの大切さをサバ州の人々に伝えるための啓発活動を実施しています。

私は東マレーシアとは縁が深いようで、以前はサラワク州にたびたび出張し、現地で植林実験で働いていました。今回ふたたび東マレーシアに滞在することになり、また好物のマレーシア料理をたらふく食べることができてうれしいです。当地コタキナバルを訪れたのは5年ぶりで、わずかな間の街の拡大に驚きました。発展著しいこの街は、これからの5年0年の間にも、またその姿を大きく変えることでしょう。サバ州の生物多様性は世界的に貴重なものですが、こうした急速な経済発展の熱気に酔う人々が、みずからの足下にある自然の貴重さを認めるまでには、まだ時間がかかることでしょう。

私は、これまでパプアニューギニア、タンザニア、イランなどに長期滞在することがありましたが、これらの国と比べるとコタキナバルの生活環境は天国のようです。商店街では様々な生活必需品が安く手にはいるし、うまいレストランもあるし、都市としての生活環境は申し分ない。他方、街から30分もボートに乗れば美しい珊瑚の海で泳げます。また東南アジア最高峰のキナバル山と、自然も満喫できます。治安も良く、人々も欲深くなくのんびりしていて拍子抜けするくらい。2年間もこんなところで暮らしたら、警戒心が鈍ってしまい、その後他の外国に行ったらすぐに物を取られたり騙されたりするのではないかと今から心配しています。

BBECの応援をよろしくお願いします。

上へ
閉じる

JICA