ボルネオ島でも気候変動?
三戸森宏治(BBECフェーズIIパイプライン専門家)

 最近は、IPCC(帰国変動に関する政府間パネル)により世界の気候変動を伝えるニュースが連日伝えられています。

強い日差しと豊富な雨量のある、赤道直下の熱帯地域においては、割合その影響が見えにくいのですが、ところどころで影響は出ているのかもしれません。

先日、サバ州の中でも最も古い原生林が残されているといわれているダナムバレーに行ってきました。サバ州の南部に位置し、最寄りの空港であるラハダトゥから未舗装の道を2時間半走ったところに位置しています。

今回、訪問時にガイドをしてくれた方は、ガイド歴が古く、また地元出身の人でした。先月末に訪問したのですが、あいにくの雨続きであったため、ガイドさんに天候はいつもこのようなのかと尋ねたところ、2000年以前は、1-3月が雨季であったのだけれども、それ以降は不定期になっていて、4-5月まで雨季のような天候になってしまっているとの応えでした。原因はわからないし、これは一時的なものかもしれないけれど、昔とは違ってきていることは確かと言っていました。

熱帯地域の生態系は気候変動だけでなく、まだ解明されていないことも多く、これからの研究による貢献も大きいところです。引き続き調査研究をすすめ、自然環境を保全するために協力をすすめることが求められています。


ダナンバレー保護区の様子


ダナンバレー保護区内のオランウータン

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