「サバ州環境教育政策」の起草作業実施中
高橋正弘(環境啓発)

 「サバ州環境教育政策」の起草作業が進められています

現在サバ州科学技術室が中心になって、「サバ州環境教育政策」を策定するための起草の作業が進んでいます。この作業には、環境啓発コンポーネント(PAC)、さまざまな政府関係者、NGO、そしてBBECの専門家たちが参加して知恵を出し合い、サバ州政府が環境教育に総合的にアプローチしていくための共通の土台を作ろうとして取り組まれているものです。BBECのPACではこれまで4回のワークショップを開催し、環境教育政策の起草作業を進めてきました。第1回のワークショップにはさまざまな関係機関が集まり、それぞれが実施している環境教育の事業の全体像や将来展望などを紹介・共有し、第2回のワークショップではこの環境教育政策のビジョンとミッションを析出し、そして第3回のワークショップで政策の全体のフレームワークを検討しました。2006年7月19日に開催した第4回のワークショップでは、この環境教育政策の根幹となる「戦略」と「行動計画」の具体的なセンテンスについて、あらかじめ作成しておいたたたき台を使って参加者と議論し、コンテンツの内容を定めました。

今後の予定は、まず環境教育政策の初校を完成させ、それを印刷物や電子ファイルの形式で関係諸機関や一般に広く共有します。そしてこの初稿へのコメントや修正意見などを約二ヶ月の間科学技術室が受け付け、得られた意見やコメントを踏まえて第二校を作成します。そして第5回目のワークショップを開催し、最終的な修正を経て承認を得て、政策提言として「サバ州環境教育政策(案)」をBBECの議長であるサバ州の官房長に提出する予定にしています。

BBECがサバ州でこれまで行ってきた環境教育の活動は、次第に盛り上がってきており、是非ともBBEC終了後にも取り組んで欲しいものとなってきています。この環境教育政策が政府に承認されることによって、サバ州の人々が主体になって、今後も継続的に環境教育の取り組みが続けられていくことが期待されます。


第4回環境教育政策策定ワークショップの様子

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