オイルパーム精油業者を対象としたセミナーを開催しました
高橋正弘(環境啓発)

 環境啓発コンポーネント(PAC)の開発業者タスクフォースのセミナーを、2006年7月6日にタワウ市内のマルコポーロホテルで開催しました。開発業者タスクフォースはいくつかの業界をカバーとしています。今回はサバ州内に110社あるオイルパームの精油業者を対象としたセミナーを、連邦政府環境局およびサバ州環境保護局と共同で開催しました。サバ州環境省の副大臣の基調講演によるメッセージに続き、4名の講師から、オイルパーム林の拡大がもたらす生物多様性の喪失の問題、持続可能なヤシ油円卓会議の紹介、導入可能な環境保全型の精油技術やメカニズムの紹介などといった講義を行いました。

精油業者は、毎年環境保護局から操業許可の免許を受けなければなりません。つまり毎年政府から、操業免許の授与を受けなければ、精油業者は一切操業できなくなります。今回のセミナーは、この免許の授与を行う機会を利用したもので、精油業者に対しては比較的耳の痛い話を講義したものです。セミナーに出席しなければ免許を受けられないのですから、今回の試みは出席者に対して確実にBBECや政府の立場や考え方を伝達する良い機会となりました。今後、精油業者に対する同様のセミナーを毎年実施できるか、このセミナーを制度化するかどうか、また他の業界に対しても同様の仕組みでセミナーを実施できるか否か、開発業者タスクフォースで検討していくことにしています。


セミナーに出席した精油業者たち

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