副大臣が日本へ
三戸森宏治 (業務調整)

 サバ州観光文化環境省の副大臣Datu Kalim氏が日本での研修に参加しました。研修の概要を説明するためKalim氏のオフィスに行くと、そこには陳情のために地元の人たちが列を作って待っています。その中をすり抜けて行くと、にこやかな笑顔のカリム氏が出迎えてくれました。日本での研修内容を打合せ、最終的にどこに行くかを決定しました。

カリム氏が参加するのは、カウンターパート研修となります。カウンターパート研修は、あるテーマの下にプログラムを作成し、日本国内で講義や視察を合わせた研修を実施します。ODA(政府開発援助)の被援助国殆どの国を受け入れているため、日本の技術が遠い未来の理想形として見る場合と実現可能な目標としてみる場合と受け手によりその反応は変わってきます。これまでのBBECから参加した人の多くを見ても、マレーシアからの参加者は後者のケースが多いように感じています。はっきりとした目標として、日本の技術や経験を学び、良いところだけでなく、真似すべきでない点も認識し、吸収をしています。研修に参加した人の多くは、帰国後よりモチベーションを高めてそれぞれの仕事に取り組んでいます。

今回参加したKalim氏はその立場上、サバ州内の政策決定の上でも重要な人物です。今回の日本での研修はそんな背景から実施されました。

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