祝! JICA広報グランプリを受賞!
2005/4/16
谷口 光太郎(業務調整)

  このたび、BBECプログラムは、JICA総務部広報室が実施する広報コンクール「JICA広報グランプリ2004」において、最優秀のグランプリを受賞しました。エントリー総数236件の中から選ばれたものであり、マレーシア側カウンターパートとともに喜びを分かち合いました。
 そこで、今回は、BBECプログラムが行っている広報活動の一端をご紹介します。

●広報その1「プレス・リリース」
 ワークショップや展示会の開催、また日本からの視察者受入など、話題性のある行事がある場合、これを記事にして地元の記者へメールで配信しています。リリース記事が一字一句変わらずそのまま紙面に掲載されることもあるので、原稿を書く際は毎回緊張します。概ね月3〜4回リリースしており、そのほとんどが掲載に至っています。

●広報その2「記者会見」
 BBEC国際会議、出版記念式典、JICA調査団来訪などの機会を捉えて、記者会見を行っています。閣僚が来賓として出席する行事は注目度も高く、絶好の広報の機会です。もっとも、今後の政局についての質問など、BBECプログラムとはまったく関係のない質問が飛び出すこともあるのが玉に瑕ですが…。当日のスピーチ原稿は、その場で報道関係者にも配布しております。

●広報その3「プレス・ツアー」
 当地のジャーナリストは、自然環境保全の現場に行く機会があまりありません。そこで、BBECプログラムの環境啓発コンポーネントでは、サバ州ジャーナリスト協会の協力を得て、新聞各紙の記者をプログラムの活動対象地域へ招待し、活動内容を実地に見てもらっています。記者が環境保全活動の現場を理解することで、以後は積極的にBBECプログラムの活動に関心を示し、環境分野の記事を主体的に書くようになってきています。
 2004年には、BBECプログラムの活動地域のうち、沖縄本島と同程度の面積を有するクロッカー山脈公園のマフア地区や、サバ州第2の大河であるセガマ河下流域のダガット村等へ、プレス・ツアーを企画しました。

●広報その4「出版物」
 BBECプログラムでは、節目毎に活動成果を取りまとめ、出版物として発刊しています。この3年間で、BBECプログラムの出版物は33点に上り、さらに10点の発刊を準備中です。科学遠征調査の研究論文集、保護区管理職員研修手引書、野生生物図解照合帳、サバ州ネイチャー・センター総覧など、研究・教育、公園管理、生息域管理、環境啓発の4コンポーネントがそれぞれに工夫を凝らしてまとめています。活動の成果を形に残すことで、対外的に報告することはもちろんですが、カウンターパートに、自分たちの活動に対する自信を深めてもらいたいという期待も込めています。

●広報その5「ニューズレター」
 研究・教育、公園管理、生息域管理、環境啓発の4コンポーネントの活動を紹介するべく、半年毎にニューズレターを発行しています。当初は英語で作成していましたが、より多くの人に読んでもらえるよう、途中からマレー語に切り替えて作成しています。政府関係機関はもとより、郡役場や、サバ州内のすべての小学校、中等学校(=中学+高校)に配布しています。

●広報その6「ビデオ」
 研究・教育、公園管理、生息域管理、環境啓発の4つのコンポーネントから成るBBECプログラムの全体像とそれぞれの活動を分かりやすく紹介するビデオを作成しました。内容もさることながら、飽きずに見てもらえるよう工夫し、会議やワークショップ等の着席時に適した7分間のオリジナル版と、展示会などで足を止めて立ったまま見てもらえるよう短くまとめた3分間のダイジェスト版の2種類を用意しました。2004年2月に、首都クアラルンプールで、生物多様性条約第7回締約国会議(CBD/COP7)が開催された際は、BBECプログラムの展示ブースでダイジェスト版を放送し、好評を博しました。その後も、BBECプログラムでの各種式典、来訪者へのブリーフィング時などで活用しています。


 これらの活動の積み重ねにより、2002年2月のプログラム開始以来、本プログラムに関する報道件数は、この3年間で572件に達しました。主にサバ州の地元新聞(英語紙、マレー語紙、中国語紙、カダサン語紙)のほか、全国紙、テレビ、ラジオ、雑誌等に登場しており、年を追う毎に報道数は増加傾向にあります。また昨年は、日本のテレビ番組でも、本プログラムで活躍する日本人専門家やマレーシア人カウンターパートの活動を相次いで紹介して戴き、日本の方々に、私たちの活動の一端を知って戴くよい機会となりました。

 広報活動は、政府開発援助(ODA)の事業に従事している私たちが、日本の納税者に対して行う説明責任であると考えます。同時に、より多くの方々に、自然環境保全活動に目を向けてもらいたいという願いも込めています。

 今後とも、BBECプログラムへのご支援を宜しくお願いします。


BBECプログラムの年別報道件数(2002年1月〜2005年3月)

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