BBECプログラムの出版物がサバ大学ブックオブザイヤー賞を受賞

2004.12.31
キナバタンガン河川域科学遠征調査のモノグラフ集が2004年度のサバ大学の最優秀賞に決まり、12月29日に大学の発展に寄与した活動を賞賛する式典で受賞しました。
 キナバタンガンの調査は、BBECプログラムが開始されて最初の科学遠征調査。2002年5?6月に実施しました。サバ大学とサバ州野生生物局とHutan, Darwin Initiative, WWFなどの国際NGOとの合同主催でした。マレーシアだけでなく、日本からも欧米からも研究者が合計70人ほど参加して、なかなか楽しいものでした。

 参加者たちの報告書を取りまとめたものが受賞したモノグラフ(紀要集)で、2003年の後半に完成しています。JICAが印刷費を提供したものは参加者やサバ州の保全関係者に配布され、WWFが負担したものは書店などで市販されています。表紙が水から上がったテングサルが木に登るところをとらえた秀作で、この写真に引かれて観光客が買っていくそうです。収入は、保全活動や研究費にまわされます。

 サバ大学の年間出版物100件ほどのなかから選ばれただけとは言え、BBECプログラム初めての調査研究の成果が受賞したことは、熱帯生物学・保全研究所のスタッフをはじめ研究教育コンポーネントのメンバーたちにとっては嬉しいご褒美になりました。

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