BBECプログラムの運営管理体制
04/01/23
草野 孝久
1. 組織

「ボルネオ生物多様性・生態系(BBEC)プログラム」は、サバ州政府から3省7局10群役場、国立サバ大学、連邦政府教育省サバ支局、1NGOが実施主体として行う事業です。これだけ多くの機関が共同で事業を行うため、以下の図ような組織体制で実施と運営管理がなされています。

4つのコンポーネント(プロジェクトグループ)があり、それぞれのワーキンググループ(WG:作業部会)が計画・実施・定期的なモニタリングを行います。

全体の連絡調整を図るためにコンポーネント長会議(CHM)が不定期に、ほぼ月1回開かれます。JICA専門家や協力隊員も別々な機関で働くため不定期な会合で連絡調整を図ります。またプログラム事務局(サバ大学ITBC、科学技術室、JICAのチーフアドバーザーと調整員)による調整会議も不可欠です。そしてプログラム全体の進捗をモニタリングし、時期の計画を承認するために半年に1回のプログラム運営委員会(PgSC)が開かれます。

2.モニタリング

事業のモニタリングをしっかり行える体制というのは、プログラム型協力あるいは上位の国家課題(開発または保全)に取り組むため複数の機関が共同で実施する大型事業の場合には、小型のプロジェクトに比べ、成功を導くためにより重要な要素です。この認識に基づき当プログラムでは、共同運営管理あるいはオーナーシップの共有を形成・維持するために、早い時点でのモニタリング体制の確立に力を注いできました。これまで3回のモニタリングを行うことで、以下の図のようなモニタリング・システムを構築しました。

 

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