みんなの憩いの場「Kantin」
2005/3/21
南雲 孝雄(JICAマレーシア事務所)

「minum(ミノム)?」
この言葉は日常会話の中でしばしば耳にする。単語の意味は「飲む」だが、日本でいうところの「お茶しないか?」くらいの意味だろうか。サバの職場には大抵「Kantin(カフェ)」が併設されており、現地の人は1日に1、2回は利用しているようである。

 私がお邪魔したタンブナン郡役場にも「お茶飲み」好きが多く、朝食・10時の休憩・昼食・15時の休憩と、1日4回の「Kantin」利用が普通であった。私も現地のやり方に倣い、役場の職員に誘われるがまま「Kantin」に通い、コンデンスミルクがたっぷり入った甘〜いコーヒーを毎日飲んでいたら、3日目にして吹出物ができてしまった。

 しかし、私にとっての収穫は、「minum」を通じて役場スタッフだけでなく、地域住民とも人間関係を構築することができたことである。このコネクションによって、現地での作業をずっと進めることができ、また私自身マレー語も上達したように思われる。

 サバの人々にとって「minum」は人間関係の潤滑油であり、「Kantin」は私のようなよそ者にとって、現地の状況や人間関係が把握でき、また現地の人に自分の名前を覚えてもらうのに絶好の場である。

今度サバにいらしたら、田舎のKantinで甘〜いコーヒーでもどうぞ♪

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