エコツアーに参加して;満天の星空

金 孝義
今の私の生活とはかけ離れている環境・暮らしの中での生活は、本当に様々な体験をすることができ、日本で生きていく中では感じることのできない色々なことを感じることができた。本当に忘れられない体験ばかりだった。

 一つ目の初体験が「重移動」。あんなにしんどい移動ははじめてだった。飛行機のり、車で悪路にゆられ、船でゆられ。移動中は正直つかれていたが、船から野生の動物が見えたときには疲れもわすれることができた。サルに鳥、日本でも見られるだろうけど、あそこの動物たちは何か悠悠としていたようなきがする。そんな動物をみていて日ごろの生活のストレスはふっとんだ。そして、村が見えてきたときには、待ち構えている未知の体験に興奮している反面、多少の不安もあった。でも、私たちをやさしく、そして明るく迎えてくれる村人たちをみて不安などは無くなった。そして、村人をみてまず感じたことは、彼らは本当に同じ時代に生きている人たちなのかと思った。今の私の生活といえば、予定におわれて、時間に追われて、ストレスがたまっていく一方の生活。それと比べると、いわゆる原始的な生活を見て、私の目にはうらやましく映った。自分とは180度違う生活を送っているのを見て、生きることを考えさせられた。

 そして、メインの「エコ」。今まで目にすることが無かった広大な自然に触れることが出来、自分たちの生活が、様々なものの犠牲の上になりたっているのを痛感できた。パームヤシのプランテーションや木材の伐採。それは私たちの生活を豊かにしているのだろうけど、もっと長い目で見ると私たちの地球を壊している。でも、こうやって目の前で見ることがないと、それがわからなかっただろう。文字の上では理解していても心のそこから理解することは無かったと思う。まだ、それに対して行動に移すことはすぐにはできないが、やはり考えることによって少しは変わると思う。自分とは関係の無い世界の話だと考えていてはいけない。このツアーに参加して初めてその考えから抜け出せたような気がする。すこしずつでも、一人一人が考えて行動していく必要を感じることができた。

 また様々なアクティビティーを通して楽しく、自然に触れることができたのもよかった。すべて心に刻みこまれているが、つらかったけど何気に楽しかったのが朝からの散歩。きれいな湖からの散歩はたくさんの動物の足跡をみることができ、野生のすむ森にきていることを実感できた。あれで野生の動物を少しでも見ることができたら、より最高だったが。そして、蜆とり。あれは本当に楽しく、童心に帰ることが出来た。本当に楽しみながら、自然に触れることができたので、そこから環境のことを考えることが出来ればいいと思う。

 ただ、一つだけ気になった事もある。それはタバコのポイ捨て。最近日本ではたばこのマナーを重視している。とくにポイ捨てと歩きタバコは大きらいなので、それだけはやめてほしい。ポイ捨てを簡単にされ、そこら中がタバコの吸殻だらけになってしまうと、エコツアーの重みがなくなってしまうとおもうので、それだけはやめてほしい。

 今回様々な体験をすることができて、また様々なものを自分の目で見ることで、改めて環境というものをかんがえることができた。一生わすれることのできない、あの夜に見た蛍の輝きと満天の星空のように、環境問題も見つめていかないといけないと感じた。

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