マフアのホームスティ:伝統のダンス

三宅 ゆうこ
 マレーシアに来て二度目のエコツアーでした。前回、タガット村では最初から最後まで体調を崩していたため、今回は絶対に体調は万全で行こうと気をつけていました。慣れない食事もあり、万全というわけにはいきませんでしたが、かなり回復して臨むことができました。しかし、5人うち2人が体調不良のため計画変更で、村に向かったのは3人になり、前回タガット村とはまた違う意味で、本当に生死の心配まで考えるほど不安な出発でした。

車で2時間の移動で村に着くと、村の人が大勢集まって歓迎会の準備をしてくれていました。元々、村の人のそのままの生活を撮影したいと伝えていたので、歓迎会の盛大さにかなり圧倒されました。歓迎会では、伝統の楽器演奏を聴き、お酒を飲まされ、しまいには伝統のダンスを一緒に踊らされました。私たちを楽しませるというよりは自分たちが楽しんでいるように感じ、無茶苦茶な印象を受けました。それからホームステイ先の紹介をしてもらい、3泊4日の二度目のエコツアーが始まりました。タガット村と比べると裕福さの度合いや私たちへの対応もかなり違うようでした。今回のほうが訪問者としてガイドされている、という感覚が強かったように思います。マレーシアに来てからの過密スケジュールに体が追いつかず、部屋で休む時間を取りすぎてしまい、村の人やホストファミリーの方には本当に申し訳ないと思っています。自分のことで手一杯になり、相手がどれほど気を遣ってくれていたか、わかっているつもりでわかっていませんでした。わかっていても応えようとしていなかったのかもしれません。英語が通じることでタガット村のときより言葉で伝えられることは多いはずなのに、逆にいつでも言えると思いコミュニケーションがおろそかになってしまったように思います。しかし、ずっと一緒にいるにつれ、ちょっとの日本語を教えただけでとても喜んでくれる様子を見ると、自分もこの人たちのこと、マレーシアのことをもっと知りたくなりました。完璧にわかるわけではなかったけど、なんとなくや雰囲気で本当に楽しくて笑ったりできたし、冗談を言ったり、打ち解けることができるようになったとき、来てよかったと思いました。もっと早くからこうするべきだとも思ったし、後悔しないようにと思ってはいたものの反省すべき点がいっぱいでした。

普段から日本で怠けた生活を送っていたことがさらに今回のスタディツアーの疲れを増す原因になったんだと思います。生活の見直しが必要だと切実に感じました。また、自分がきついときにどれだけ周りを見ることができるかも大切なことだと思いました。生活を共有すること、相手の文化を知るということは生活の流れについていくということをわかっていませんでした。色々な思いがありすぎてうまくまとめられませんが、本当にこの村での別れは辛かったです。最高のホームステイでした。 

上へ
 閉じる

JICA