人々がとてもあたたかいキノロソドン村に行って

関西大学総合情報学部 長谷川 蘭子
 今回このエコツアーに参加するにあたり、私は楽しみにしている気持ちとは裏腹に色々心配がありました。ホームステイすら今までした事がないし、一体どんな生活が待っているのか、現地の人々と仲良くやっていけるだろうか、などと考えていました。

 村に着き、村の素朴な田舎という印象を受けました。川に水浴びをしに行ったりしました。みんなはわりと環境に適応していたように感じましたが、最初私はここで生きていけるのだろうか?とものすごく不安と孤独に襲われ、恥ずかしいことに先輩の前で泣きました。けど、せっかくここまで来て、こんな体験をするチャンスはないから、もう少し頑張ってみろと励まされ頑張ろうと思い直しました。一日目の晩は子供達とじゃれて遊んでいるうちに、楽しくて、不安感がいつのまにか吹き飛んでいました。二日目は村長さんに車を出していただいて、森林伐採の現状を見に山へ連れて行っていただきました。三日目私は体調を崩していたので家から出られなかったのですが、村長さんをはじめ周りの人たちに迷惑をかけてしまったととても反省しています。最後の別れはとっても悲しかったです。

 全体的に見て思う感想は、村の人々がとてもあたたかいということです。家族を、また地域間のコミュニティをとても大事にしているように思えました。昔の日本も、こんな感じだったのかな…と思いました。夜、戸締りをしないで寝られるのも堅い信頼関係が築かれているのかなと思いました。強盗や殺人、監視カメラやセコムなど日常になっている日本の生活からかけ離れて、少し安心して過ごすことができました。時間もここの村ではゆっくりと流れている気がしました。

 これからホームステイをビジネスとしていきたいということで、是非応援したいと思います。しかし年中多くの人が訪れる村になるのも、正直どうかなと思うところがあります。新しい人々が訪れるたびに、現地の人たちの気持ち・家を貸す家族の気持ちが疲れたりしないかなと思います。実際私のホームステイさせていただいた村長さんのお宅でも、村長さんはとても歓迎してくださいましたがその家族は最初はあまり積極的に接してこられなかったなと思います。迷惑をかけているのかな?と思ってしまった部分がありました。最終的に得られるものがお金だけという寂しいことにならないように、訪問者とのコミュニケーションが良く築かれ、お互いに満足できるビジネスになればと思います。私は今回のホームステイでは、日常の生活と違うだけで“違った生活”を送ることができ、多くの自然を目にしただけで感動したので、それだけでも満足だと思っています。 そして、自分から飛び込むことを学びました。言葉がうまく通じなくても、コミュニケーションとろうという気持ちが大事なのだと感じました。自分から動くことで、自分に自信がつくし成長につながると思いました。実際、気軽に話すことができて、向こうの人々も仲良くしていきたいと思っているのが通じたりしてとてもすがすがしかったです。ここで感じた気持ちを、これからの自分に活かそうと思います。

 本当に貴重な機会を与えてくださって、感謝しています。ありがとうございました

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