BBECついにダウンか?呪われた8月!
2004/09/15
草野 孝久
 8月上旬に私が咳と熱で体調を崩してやっと復帰したと思ったら、体験エコツアーに参加した日本の学生さんたちがバタバタと熱を出し、ついには3人の協力隊員も熱を出して、しまいにはあの強靭な坪内さんまで熱を出して寝込んでしまいました。8月は日本からの視察や見学、TV関係者などの訪問者も多く、皆のスケジュールも過密を極めたのと、乾期が長引きヘイズと暑い日々が続いたため、ついに私たちも疲れが溜まったようです。熱を出したのは、熱帯が初めての学生さんと、滞在が1年を超えるBBEC日本人メンバーばかりです。

 9月に入ると、セガマ河下流域野生生物保全区設置のための意見交換会のために現地へ飛ぶと、野生生物局の中心人物ソフィアン課長も熱を出してしまいました。

 これは医者が言うようにヘイズ(灰塵)のせいで体調を壊して風邪を引いたのではないと気づいた頃、インドネシアほかの東南アジア諸国でデング熱が流行しているとの情報が入ってきました。私も、フィリピンで協力隊員をしている頃、デング熱にかかったことがあります。そういえば症状は似ています。医者のヘイズと言う説明で納得していたので疑わなかったのですが、坪内さんの症状はデング熱情報にあるとおりです。

 デング熱は予防方法もなく蚊に食われないようにするだけですが、辺地の村での活動は蚊に食われないようにするのは無理です。また、デング熱は薬が利かず体力勝負です。栄養をとって安静にしているしかないので、一番いいのは点滴を受けることですが、ここの病院や町医者もデング熱とは診断せず、とにかく抗生物質や抗ヒスタミン剤をバンバンくれるのでよけいに体調を悪くします。熱帯勤務は、訳の分からない病気にかかりますが、しっかりした医療機関がないのでなかなか大変です。坪内さんは医者に行かずに直してしまいましたが、さすがに体力を消耗してました。

 ようやく、全員が元気になりました。カウンターパートたちの半分がまともに仕事できなくなるラマダン(断食月)の前にたくさんのことを片付け中間評価に臨まなければ行けません。

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