辺境の湿地帯の村でのホームスティ
1. 金森 朝子さんより
2. 久世 濃子さんより

2004/03/26
1. 金森 朝子さんより

 BBECのツアーに参加させて頂きました。私はオランウータンの研究を希望している学生なのですが、研究のことを忘れて大変有意義で楽しい時間を過ごさせて頂きましたし、村落開発についても考えさせられるところがあり勉強になりました。
 観光国の田舎や部族の村落等でよく聞くホームスティ・スタイルでしたが、村人の自立精神を第一に考えた、最も手間と時間とおそらくお金のかかる方法を取っていらして驚きました。即物的に物資や資金を調達することは容易ですが、それでは、将来的に様々な問題も浮上しますし、何より村の統括や自活力が崩れてしまいます。

その辺りのことを見通してこのような対策が取られているのは、長年の経験があるJICAならではの方法としてすばらしいと思いました。

 気がついた点としては、ホームステイ先によって、対応慣れにばらつきがあるのではないかと思います。特に、村長のお宅の居心地の良さは、客人慣れしているのでまた格別だと思います。

 しかし、決して私が滞在させて頂いたお宅の居心地が悪いとかではなく、むしろ、ホームステイ先の方は、たった2泊でも、こちらの状況をよく観察していて、どんどんこちらが滞在しやすいように対応してくださいました。ですから、様々な層の方が滞在すれば、もっと各家庭の受け入れも向上してゆくと思います。

 これでもか、これでもかというくらいの村の方たちの思いやりには本当に感激しました。機会があれば、ぜひ、新しい方向に向かおうとしている彼らに会いにまた訪れたいと思います。また、新しく赴任される村落開発の方に、ぜひその後のお話を伺いたいと思います。

 同行して頂いた専門家の坪内俊憲様や調整員の谷口光太郎様、レンジャーのMr. Herman Stawinには大変お世話になりました。ありがとうございました。

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2. 久世 濃子さんより

 先日のBBECのエクスカーションでは大変お世話になりました。

遅くなりましたが、感想をお送りします。

 純栄さん(JOCV)から色々話を聞いていたので(川で水浴び&バケツいっぱいの水で水浴びetc)、かなり覚悟を決めていったせいか、予想していたより楽しく生活できました。それと、金森さんがアフリカや中東などで村々で数日から数週間滞在した経験(観光用のホームスティではなく、個人的に頼んで)があったので、彼女のアドバイスのおかげでだいぶ楽に過ごせました。

 全体として、村の女性とふれあえる時間がもっと欲しかったと思います。エビ取りやボートクルーズなどのアクティビティは、男性だけなので、特にホームスティ先で女性と一緒にいられる機会が欲しいと思いました。

 ご飯も男女別々に食べるのが普通なら、そうしてもらってかまわないと思います。最初にホームスティ先の女の子達とご飯を食べた時の方が、その後、男の子達と一緒に食べたときよりも、彼女達がくつろいでいる様子が感じられたので、特にそう思いました。(男の子達は緊張していたせいか、ほとんどご飯を食べていなかったので)。

水浴びも、いっそ「川で村の女性達にサロンを使った水浴びの仕方を教えてもらう」というのをアクティビティの一つにしてもらう、というのはどうでしょう?私たちも1日目の水浴びの後、「明日は川での水浴びの仕方を教えてもらおう」、と話していた位なので。(2日目に水浴び場を新しく作ってもらったので、川での水浴びの仕方を聞く機会はなかったのですが)

 それから、朝ご飯は、特別に私たちのために作ってもらうのではなく、彼らが普通に食べている朝ご飯が食べたかったです(たとえ、前の晩と同じおかずだったとしても)。

特別に作ってもらったお菓子ももちろんおいしかったのですが、せっかくのホームスティなので同じものが出してももらった方がいいと思いました(ご飯の話ばかりになってしまいましたが…)。

往復の交通に関しては、やはり少ししんどかったです(特に車)。 
日本の大学生(鹿児島大学など)や専門学校生(環境工科専門学校?)がスタディ・ツアーで毎年サバに来ていますが、このようなホームスティができると、とても有意義なのではないかと思いました。

 色々と工夫してくれる村の人たちの心遣い(水浴び場の設置、蚊取り線香、お弁当、などなど)に、本当のホスピタリティを感じました。

 数年後が本当に楽しみな地域だと思います。

 村の人たちの今後の活躍とBBECのプロジェクトの成功を願っています。

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