BBEC
ボルネオの自然
ボルネオにいらっしゃ〜い!
  1. 国際セミナー参加者募集
  2. 滅多にいけない野性味あふれるBBECプロジェクトサイト視察旅行

2003/11/10
草野 孝久

1.国際セミナー参加者募集

 2月24〜26日、BBEC International Conference 2004(BBEC IC-2004)を開催します。

今回の国際セミナーは、マレーシアの首都クアラルンプールで開かれる国連の生物多様性条約(CBD)締約国会議(COP7)と連動して行います。昨年は130名ほどの参加で、そのうち外国人は30名弱と地元中心でしたが、ことしはCOP7の参加者などを呼び込みたい考えで早くから準備を始めました。世界中の自然環境の専門家たちにBBECを知ってもらうと同時に、ボルネオの生物多様性保全のために参考になる知見を頂きたいというのが、開催の主旨です。

 COP7のホスト事務局を務める連邦政府科学技術環境省保全・環境管理局長らと早くから意見交換し、マレーシアでの成功事例として連邦も指示してくれました。しかし、問題は1600kmも離れたコタキナバルです。飛行機で2.5時間もかかります。一番いいのはCOP7の会期中にサイドイベントとして行うことでしたが、BBECのメンバーが揃ってクアラルンプールに行くことはできません。また、サバに来てもらいサバの自然保全の実態を見てもらいたいというのが、関係者の意向でした。

 果たして、数々の国際機関やNGOがサイドイベントを行う会期中にサバまできてくれるだろうか?何度かのミーティングの末、会期終了直後に実施し、帰りがけによってもらおうということにしました。

 BBEC IC-2004のテーマは、「一緒に取り組もう、生物多様性保全」です。まさしく、私たちのプログラムそのもので、いろんな分野でいろんな人が一緒に考え、一緒に活動することにより、生物多様性の保全を実現しようというスローガンです。この背景には、生物多様性という一般にはなじみにくい概念だが、持続可能な開発、開発と環境の調和、自然資源の持続的利用、資源の枯渇と貧困など、途上国で起きているほとんどの問題に関連しているテーマであることを再認識するために、私たちの取り組み、BBECをモデルとして考えてもらおうというものです。

 基調講演には、IUCN(国際自然保護連合)保護区管理部長のDr. David Sherpard、国連大学のZakri教授、兵庫人と自然の博物館の岩槻館長が来て頂きます。サバからは、なんとこのBBECプログラムの開所式典や昨年の国際セミナーをサバ州主席大臣として開会宣言してくれたDatuk Chong Kah Kiat(現観光文化・環境省大臣)が買って出てくれました。

 開所宣言は、新主席大臣のDatuk Musaが行ってくれることになり、来週3日にブリーフィングに行ってきます。昨年のように、来賓の都合で日程がひっくり返るようなことはありません。

 今回の国際セミナーには、DANIDA(デンマーク国際開発庁)の野生生物局能力開発プロジェクト(SWD-CAP)も共催で合流してくれました。このセミナーの1日目には、BBECの4コンポーネントの長とSWD-CAPのマネージャーから戦略や進捗・成果についての報告をします。2日目には、

(1)生物多様性の知識は人々の行動を自然保全に向けることができるか?

(2)どうすれば多くの人を生物多様性保全に取り組むことができるか?

という2つの主題を巡るセッションに分かれ、21の発表と討論を繰り広げます。3日目には、6つの分科会の議長からの結果報告を受け、パネリストと会場との熱い議論のやりとりを期待してます。各部門の議長を次官や局長が務めるなど、昨年よりも充実した内容となっています。

 詳細は、こちらまたは、http://www.carlotasborneo.com/BBEC/BBEC.htm をご覧下さい。

2.ボルネオにいらっしゃ〜い!

 国際セミナーの準備は昨年のようなことはなく、大分前倒しに進めてくれたのですが、肝心の広報がうまくいきません。200人を目処に宣伝しております。どうか、ご関心とサバまでこれる余裕のある方は、おいで下さい。特にセミナーの後の視察旅行(2泊3日)はふつうの観光旅行ではいけない、とっておきの野生が体験できるエコツアーを用意しております。

ツアーその1:赤い類人猿との出会い

サバ州一長いキナバタンガン河の下流域の保護区で、村落住民の家にホームスティし、保護区内で観察調査中の野生のオランウータンに出会うツアー。この地域は、ボルネオでも有数の野生動物観察旅行の盛んなところで、他のいろんな動物に会えると思います。保護区内の野生のオランウータンはこのツアーに参加しない限り見るのは難しい。

ツアーその2:動物好きにはたまらない野生動物保護区候補地

 なんと、わたしたちJICAチ-ムの支援で保護区化申請中のセガマ河下流域にご案内し、伝統的な生活を送る「川の民の」村でホームスティし、開発中のエコツアーの試行に参加してもらおうというもの。この地域には、ふつうの観光客はいけず、サバの自然保全関係者でも行ったことは少ない自然と古い暮らし方の残っている地域。テングサルなどの霊長類はもとより、ボルネオ・ピグミーゾウ、かわいいカワウソ、大型の水鳥たちに出会えます。

ツアーその3:植物と昆虫が大好きな方はこちら:クロッカー山脈公園

 私たちの協力で整備を進めている中高層熱帯林の国立公園。巨大花ラフレシアや食虫花ネペンテス(ウツボカズラ)などなど本当に多彩な植物群と共生する昆虫が楽しめます。(採集はできません)マフアの滝や見晴らしの良い眺め、雲霧、高度が上がるにつれ変わる食草などが楽しめます。

 写真入りの案内は、こちらまたは、

http://www.carlotasborneo.com/images/BBEC-Brochure-04.jpg

 問い合わせ・申し込みは、Ms. Helle Junkuhn <helle@carlotasborneo.com>まで

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